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条件によって大きく変動|プラン別火災保険料の相場を大公開!

火災保険料の相場はマンションだと地震保険を除いて年間1万円前後、賃貸は年間5千円前後が相場です。戸建ての場合は、条件によって変動幅が大きいです充実補償、バランス重視、最低限プランの相場を紹介しています。

火災保険料の相場

 

火災保険料は地域、物件の構造、延床面積、補償内容など幅広い項目で算出されています。
物件ごとに保険料が異なりますし、補償プランも各家庭で重視する内容が様々です。保険料が相場より安ければいいというワケではないですが、世間一般的な相場が気になるものですよね?
ニーズの大きい条件を元に、火災保険料の相場をまとめました。

 

 

 

1戸建ての保険料相場は幅広い

木造住宅の戸建ては火災保険料の相場が全体的に高めです。
築年数、延床面積、地域によって変動する要素が大きく、単価が高いので最低限の補償プランで考える人も多いです。
H構造(一番保険料の高い構造)で延床面積90平米程度の一般的な戸建て住宅での保険料相場は以下の通りです。

 

充実補償

建物:1,400万円
家財:1,000万円
地震保険:あり(建物・家財50%)
基本補償:主要補償を一通りカバー

保険料の相場 年間10万円前後(内 地震保険約4万円)

 

バランス重視

建物:1,400万円
家財:300万円
地震保険:なし
基本補償:主要補償を一通りカバー

保険料の相場  年間3万円前後

 

最低限のプラン

建物:1,400万円
家財:なし
地震保険:なし
基本補償:火災、風災のみ、免責3万円設定)

保険料の相場 年間1万円~1万5千円前後

 

 

賃貸の火災保険料相場は年間5千円程度

賃貸へ入居する場合は火災保険への加入が必須になることが多いです。
しかし建物への補償は大家が加入するので、家財や借家人賠償保険契約など最低限の内容のみで対応できます。

 

家財100万円+最低限の補償に設定した場合、2年一括払いの相場は1万円(年間5千円)程度です。
不動産仲介会社は、保険料のバックマージンを取る目的でムダに高額なプランでの加入を斡旋してくることがあります。

 

賃貸入居時に火災保険の加入を必須にすることはできても、不動産屋での加入を必須にすることは独占禁止法によってできません。
賃貸へ新規入居する際や、更新するときには自分で選んだ火災保険に最低限の内容で加入すれば、大半のケースで保険料を大幅に安くできます。

 

 

マンションは年間1万円前後

火災保険料の相場はどれくらい?

鉄筋(鉄骨)構造で、加入するのが専有部分だけになるマンションは保険料率が安いです。
保険料が安いので、基本補償は全てセットで加入する人が多いです。
最低限の家財も付けて地震保険に加入しない場合、年間保険料の相場は1万円前後です。
10年長期契約を利用したケースでは、多くの人が保険料10万円以下に収めています。

 

 

条件に応じて保険料の変動幅が大きい

火災保険の料率や保険料の計算方法は保険会社によって異なります。
10社の見積もり比較をした結果、条件によって最安になる保険会社が10社現れるケースもあります。

 

引っ越しや補償プランの見直しをする際は、現在加入している保険会社だけではなく他の保険会社からの見積を必ず比較するようにしてください。

 

ここで紹介している火災保険料の相場はあくまでも一例です。
賃貸とマンションは比較的相場の範囲内で収まることが多いですが、補償範囲が広くてリスクの高い戸建てになると条件に応じて保険料の変動幅が大きくなります。
複数社の見積を比較して、自分の条件による相場を把握するようにしてください。